悪魔

化粧品が合わない場合…って時々聞くけど、化粧品には副作用はあるの?

天使

化粧品を使ったことでかぶれやかゆみが出てしまうことはあるわね 美白化粧品では、以前白斑という副作用が出て問題になったものもあるわ

悪魔

白斑(はくはん)…ニュースで聞いたことあるかも?どんなものだっけ?

天使

ちょっとした問題になったから知ってる人も多いかも 美白化粧品を使う前に、白斑やかぶれなどの副作用についても知っておきましょう!

化粧品を使っていて、肌に合わないと感じた経験をした方は少なくないでしょう。化粧品は薬ではありませんが、肌に合わない場合はかゆみやかぶれがあらわれたりすることもあります。以前には、特定の美白化粧品を使用した人に白斑があらわれた重大な副作用が取り上げられ、社会的に問題になりました。

毎日使うものだからこそ、安心、安全に化粧品を使用してキレイになりたいと思うのは当然のこと。そのためにも、化粧品における副作用やトラブルに関することもきちんと知っておきましょう。

1.化粧品による副作用・トラブルってどんなもの?

化粧品によって肌にトラブルが発生するのは、珍しいことではありません。特に肌の弱い方は、そうしたトラブルを何度か経験しているかもしれませんね。化粧品によって起こる肌のトラブル、副作用は、主にかゆみやかぶれ、ブツブツした湿疹のようなもの、赤み、ヒリヒリする痛みなどがあります。

特定の化粧品を使用してこうした症状があらわれた場合は、使用するのをやめて皮膚科を受診することがすすめられます。

また、美白化粧品によるトラブルとしてよく知られているのは、白斑と言われるもの。白斑は、肌の一部の色が白っぽく抜けてしまうものです。

2.化粧品でかゆみやかぶれが起こる原因

化粧品によってかゆみやかぶれが起こる原因は、主に刺激とアレルギーです。

化粧品の成分の中には、肌にとって刺激の強いものもあります。また、使う人の肌のバリア機能が低下して敏感になっていると、少しの刺激にも影響を受けやすくなるため、肌にピリピリした感じを受けたり、かゆみ、赤み、かぶれなどの症状があらわれることがあります。

アレルギーの場合は、化粧品に含まれているある特定の成分に肌が反応して、かゆみやかぶれなどが引き起こされます。

化粧品によるかゆみやかぶれは、化粧水や美容液、クリームなどのスキンケア用品だけではなく、ファンデーションや口紅などのメイク用品で起こることも。かゆみやかぶれを引き起こしたり、アレルギーを起こしたりする原因となる成分は、主に香料や着色料、界面活性剤、アルコールなどがあります。

肌が弱い方やアレルギーのある方は、こうした成分ができるだけ含まれていない化粧品を選ぶのも、肌を守るひとつのポイントです。

天使

添加物の少ない化粧品が肌にいいっていうのは、香料や着色料によるトラブルを起こしにくいからなのよ

悪魔

そういうことか~私は今まであまり気にしてなかったなぁ

天使

肌が丈夫な人は意外とそういうものよ

3.美白化粧品で白斑が?!

以前、カネボウの美白化粧品を使用した多くの人に、白斑の症状が発生して大きな問題となったことがあります。

白斑とは、皮膚の一部の色が何らかの原因で抜けてしまうことを言います。この場合は、美白化粧品に含まれていたロドデノールという成分が原因で白斑を引き起こしたことが知られています。

ロドデノールは当時厚生労働省から認可されていた美白有効成分であり、メラニンの生成を抑える効果が期待されていた成分です。しかし、ロドデノールがメラニンの合成を抑える時に生成されるロドデノール代謝物が増えることにより、メラノサイトがダメージを受けてそのはたらきを低下させたり、メラノサイト自体が減少したり消失してしまったりしため、皮膚そのものの色が抜けてしまったと考えられています。

また、白斑が発生する前に、該当の化粧品を使用してかゆみや赤みがあらわれたという人もいたようです。白斑が発生した後の経過には個人差がありますが、白くなった部分が消えたり目立たなくなった人は、白斑がそのまま残っている人よりも多く、化粧品による白斑は適切に対処、治療することで改善していくことも期待できると言えるでしょう。

4.そもそも白斑とはどんなもの?尋常性白斑とは

白斑には先天性のものと後天性のものとがあり、さまざまな原因で起こる後天性の白斑は、尋常性白斑、白斑病、白なまずと呼ばれています。尋常性白斑は子供でも突然発症することがあり、顔だけでなく手や足など皮膚の一部に形のハッキリとした白い斑点のようなものがあらわれるのが特徴です。

また、加齢によって色素細胞が減少したり、そのはたらきが低下したりすることで皮膚に白い斑点ができる、老人性白斑の症状が出ることもあります。

突然肌が白くなる病気である白斑症の原因には、自己免疫疾患、神経の異常、ストレス、活性酸素の影響、遺伝などさまざまなものがありますが、ハッキリとしたことはまだわかっていません。

化粧品による白斑は尋常性白斑とはまた違うものであり、化学物質による脱色素斑であるとされています。

美白化粧品によって白斑が発生したことは、報道でも大きく取り上げられたため、記憶に新しい方も多いでしょう。しかし、これはある特定の成分が原因で起こったものであり、美白化粧品を使ったからといって必ずしも白斑が生じるわけではありませんので、過剰に心配しすぎないようにしましょう。

かゆみ、かぶれ、そして白斑といったトラブルを防ぐためには、自分の肌に合う化粧品を見極めることも大切です。化粧品に含まれる成分について、何がどのような目的で含まれているのかを確かめて、上手に選んでいきたいですね。

悪魔

う~怖い!化粧品でトラブルを起こさないためにはどうすればいいの?

天使

一番は適切で最新の知識かしら、化粧品の成分や選び方についてもよく知っておくことが大切よ!

5.安心して化粧品を使うために気をつけたいポイント

化粧品によるトラブルは、肌の状態によっては突然起こってしまうこともありますが、化粧品を選ぶ時や使う時のちょっとしたこと気を配ることによって防げるものでもあります。次のようなポイントに気をつけて、化粧品を上手に使っていきましょう。

トラブルを起こしやすい成分を避ける

肌にかゆみやかぶれなどを引き起こす成分の代表的なものは、香料や着色料、アルコールといったものです。肌の弱い方、かぶれやすい方は特にこうした成分が含まれていない化粧品を使うことを心がけてみましょう。また、美白化粧品に含まれる成分についても、刺激の強い美白成分ではないかどうかをしっかり確認してくださいね。

化粧品を使う前にパッチテストをする

新しい化粧品を使用する時は、必ずパッチテストをして、肌に異常が出ないことを確かめましょう。腕などの目立たない部分に少量の化粧品をつけ、時間を置いてみて、トラブルが出なければOKです。その時点でかゆみやかぶれが出てしまった場合は、使用を控えましょう。

生理前に新しい化粧品や刺激の強い化粧品を使用しない

ホルモンバランスの変動により、生理前は肌のコンディションが揺らぎやすい状態になります。この時に新しい化粧品、または刺激の強いピーリング剤などを使うと、肌トラブルが起きやすくなりますので注意しましょう。

古くなった化粧品は使わない

開封してから時間が経過した化粧品は、成分が変質して肌のトラブルを起こす原因となることもあります。特にアイシャドウやリップなどは長期間同じものを使うことが多いのですが、こうしたものも変質すると肌によくない影響を及ぼすことがありますので、注意が必要です。

肌の調子を常にととのえておく

いつもと同じ化粧品を使っていてもかゆみ、かぶれが発生するのは肌のバリア機能が低下しているため。乾燥やターンオーバーの乱れ、寝不足などでバリア機能が低下すると、化粧品などの刺激を受けやすくなるため、肌の健康には十分に気をつけてみましょう。

悪魔

フムフム化粧品の選び方や使い方によって、トラブルを防ぐことはできるんだね

天使

そうなの! 自分の肌の状態もよく見ながら、肌に合う化粧品を上手に使っていきたいわね

肌のかぶれ・白斑まとめ

  • 化粧品によるかぶれやかゆみは、配合成分の刺激やアレルギーによるもの
  • 肌のバリア機能が低下していると化粧品によるトラブルが起きやすい
  • 過去には美白化粧品の成分によって白斑が発生したことがある
  • 刺激の強い成分、アレルギーの原因となる成分はできるだけ避ける
  • 新しい化粧品はパッチテストをする、古くなった化粧品は使わないのがトラブルを防ぐポイント

化粧品を使ったことによって生じるかゆみやかぶれは、化粧品に配合されていた成分によって刺激を受けることで起こります。肌のバリア機能が低下している時は刺激を受けやすいため、普段使っている化粧品でもトラブルが起きることも。また、特定の成分によるアレルギー症状であることも考えられますので、トラブルが出たらすみやかに化粧品の使用をやめ、症状がひどい時は専門の医師に診てもらいましょう。

美白化粧品においては、数年前に白斑が発生したことが大きな問題となりました。こうしたトラブルは頻繁に起こるものではありませんが、美白化粧品によるトラブルを避けるためにも、配合される美白成分についてよく知り、化粧品を正しく使うことが重要だと言えるでしょう。

天使

というわけで、肌トラブルを予防するためには化粧品の成分についても、よく知っておきたいわね

悪魔

そうだね!私も美白成分についてもっと勉強しなくちゃ!

天使

じゃあ引き続き化粧品によく配合される美白成分について、一緒に見ていきましょう