
この間撮った写真なんだけど…
スカートから見える膝が黒っぽくなっててショック……

膝や肘、くるぶしは黒ずみやくすみが目立ちやすいわよねぇ

そうなのずっと気になっちゃって……!
これって改善できる?美白したら元に戻るの??

落ち着いて悪魔ちゃん!
美白ケアも大切だけど普段の生活の何気ない癖が原因のこともあるの!
膝、肘、くるぶしといった部分は、いつの間にか黒ずみ、くすみが発生していることも多いもの。スカートを履いた時や、入浴時などにすっかり茶色っぽくなってしまった膝や肘、くるぶしを見てショックを受ける方もいるのではないでしょうか。
露出することが多く、摩擦や圧迫などの刺激を受けやすい膝、肘、くるぶしといった部分は、どのようなことに気をつけて黒ずみやくすみを防ぎ、改善していけばいいのでしょうか?ここでは、膝や肘、くるぶしの黒ずみケア方法や、日常生活で気をつけたいポイントをまとめました。
肘・膝・くるぶしに黒ずみやくすみが発生しやすい理由
膝や肘、くるぶしは、何のケアもしていないとすぐに黒ずみやくすみが目立ってしまいます。これらの部分には黒ずみが発生しやすい、いくつかの共通点があるのです。
まず、膝、肘、くるぶしのある足首は体の中でも特によく動かすことの多い関節です。それだけに、皮膚の伸縮が激しく、刺激を受けやすいという特徴があります。しかし、皮脂腺が少なく乾燥しやすい膝、肘くるぶしは、本来とても刺激に弱いため、すぐにメラニンが生成されてしまいます。
また、こうした部分はターンオーバーの周期も遅い上に、刺激を受けた部分の皮膚は角化が進み、厚く硬くなってしまうために、メラニンの排出が進まず色素沈着を起こしてしまうのです。
些細な癖も黒ずみの原因に
膝、肘、くるぶしは、曲げ伸ばし以外でも常に刺激を受けています。日常生活の中で、こうした部分に与えられる刺激にはどのようなものがあるのか、以下に例をあげてみましょう。
立膝、正座、斜め座りなどの姿勢
特定の姿勢によって、膝やくるぶしに過剰に体重がかけられると、圧迫による刺激が生じ、黒ずみ、くすみの原因となります。特に立膝になる姿勢や、正座、斜め座りなどは要注意。
足を組む癖
足を組んでいると膝の部分やくるぶしがこすれてしまい、摩擦による刺激を受けます。足を組む癖がある方は、この摩擦を何度も繰り返すことになりますので気をつけたいところです。
スキニージーンズなどの締め付け
足にピッタリとしてスキニージーンズなどは、着ているだけでも摩擦が生じやすいため、膝やくるぶしに刺激を与えることにつながります。
頬杖をつく癖
無意識のうちにしてしまうのが、頬杖をつく姿勢。頬杖をつくと肘に頭全体の重さがかかるため、皮膚は大きな刺激を受けます。
膝、肘、くるぶしは、摩擦や圧迫の刺激を受けやすい部分。それに加えて、乾燥しやすく、刺激に対しては弱い部分です。それだけに、黒ずみやくすみが発生すると改善にも時間がかかることが考えられます。
まずは、黒ずみ、くすみができてしまう原因をよく知り、これらをできるだけ遠ざけることができるよう心がけていきましょう。

確かに…肘をついたり足を組んだり無意識にしちゃうかも…
それが黒ずみとも関係あるのね

何気ない仕草や癖が黒ずみ・くすみの原因になるから気をつけなくっちゃね!

実際にできちゃった黒ずみを改善するにはどうすればいいの?

毎日の根気良いケアが大切よ!!
圧迫や摩擦を避けながら、黒ずみ対策をしていきましょう
癖を見直すだけで刺激の軽減に
膝や肘、くるぶしの黒ずみやくすみを改善していくには、メラニンが生成・蓄積される原因となる普段の行動や癖を見直すことが大切です。いくらスキンケアや美白をしていても、毎日の生活の中で刺激が積み重なってしまえばその効果が実感しにくくなります。まずは、黒ずみやくすみの大本の原因を取り除きましょう。
座っている時は、膝、くるぶしに体重がかかるような姿勢を改め、圧迫を避けます。足を組んだり、床に膝をついて何かをしたりすることもできるだけ避けましょう。服装については、膝などを圧迫してしまうピッタリしたボトムを控えるだけでも効果的です。
また、黒ずみが気になると、その部分をナイロンタオルなどでゴシゴシこすって洗いたくなりますが、それも刺激となって黒ずみを悪化させることがあります。体を洗う時は泡で優しく洗うことを忘れないようにしましょう。

肘や膝、くるぶしに使いたい有効な成分とは
黒ずみやくすみを作ってしまう癖を見直しながら、スキンケアにもしっかりと力を入れていきましょう。
肘や膝、くるぶしは、刺激を受け続けて角質が厚くなり、皮膚が硬くなりやすいもの。ガサガサ、ごわごわしているなと感じたら、スクラブ剤やピーリング剤などを使用して古い角質を取り除くことも大切です。
ただし、いくら膝や肘の角質が厚いといっても、スクラブやピーリングは肌にとって刺激が強いことには変わりありません。週に1回程度で十分ですので、肌に強い刺激を与えることなく古い角質を除去できるようにしましょう。
そして、入浴後など角質が柔らかくなっているタイミングで、保湿と美白を中心としてケアを行います。
おすすめの保湿成分
肘や膝、くるぶしには、ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドといった効果の高い保湿成分を使うほかに、尿素もおすすめです。尿素は角質を柔らかくしながら水分を引き寄せて保湿する成分ですので、硬くなった膝や肘などの保湿に有効です。ただし、健康な状態の肌に塗ると、正常な角質まではがれてしまいますので、尿素が配合されたクリームなどは乾燥やごわつきが気になる時にピンポイントで使いましょう。
おすすめの美白成分
黒ずみが気になる肘や膝、くるぶしには、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸などの美白成分がおすすめ。また、プラセンタエキスは保湿やターンオーバーの促進といった効果も期待でき、美白にも役立ちます。
こうした成分が含まれるクリームなどを使って、毎日の保湿・美白ケアを続けていくと、メラニンの生成が抑えられるとともにターンオーバーが正常に進み、黒ずみやくすみの改善につながります。黒ずんだ皮膚が厚く、硬くなっている場合は時間がかかりますが、根気よくケアをして黒ずみのない肘、膝、くるぶしを目指していきましょう。

黒ずみの原因となる癖はできるだけ早く直していきたいわね
そうすれば保湿や美白の効果も出やすくなるわよ

美白といえば黒ずみって紫外線が原因でもできちゃうんでしょ?
肘や膝もそうなの?

いいところに気がついたわね悪魔ちゃん!
肘や膝、くるぶしも紫外線対策を徹底することが黒ずみ予防につながるの
肘・膝・くるぶしの黒ずみ、くすみ改善と紫外線対策
黒ずみやくすみの原因となる、紫外線。肘、膝、くるぶしといった部分も、例外ではありません。紫外線を浴びることでメラニンが生成されれば、乾燥や刺激など他の原因と相まって、黒ずみやくすみが悪化してしまうことも。
そのため、肘、膝、くるぶしも普段からしっかりと紫外線対策をしておくことが大切です。長袖の季節は肘の露出は少なくなりますが、スカートを履いていると、膝やくるぶしは紫外線にさらされてしまうこともありますよね。着替える前に、日焼け止めクリームなどを忘れずに塗るようにしましょう。ストッキングの上などから使えるスプレータイプの日焼け止めも便利ですよ。
肘・膝・くるぶしの黒ずみ・くすみのケア方法まとめ
- 肘・膝・くるぶしの黒ずみ・くすみの原因は日常的な刺激による摩擦や圧迫
- 皮膚が乾燥しやすい肘や膝は、刺激には弱い
- 刺激と乾燥で角質が厚く、硬くなってターンオーバーも乱れがちに
- ピーリングやスクラブで古い角質を除去しながら保湿と美白を!
- 座り方、癖などにも注意して普段から刺激を軽減
- 紫外線も黒ずみの原因!紫外線対策も忘れずに
肘や膝、くるぶしといった部分は、乾燥しやすく刺激に弱いにもかかわらず、日常生活でさまざまな摩擦や圧迫にさらされるため、黒ずみやくすみが発生しやすいもの。しかも、角質が厚くなってごわごわしてくると、ターンオーバーの乱れによってメラニンが排出できなくなり、黒ずみやくすみが悪化することも。
普段の癖や行動を見直すとともに、ピーリング、スクラブなどのスペシャルケアを取り入れながら、根気よく保湿と美白のケアを続けていきましょう。紫外線対策もしっかりとして、つるんと柔らかい肘・膝・くるぶしを手に入れてくださいね。

肘や膝の黒ずみを改善するためにはいろんなことに気をつけないといけないのか…
ちょっと大変そう…

そうね…でもケアを毎日の習慣にしちゃえば大丈夫よ!

なるほど毎日のスキンケアと一緒にしちゃうってことだね
毎日使える黒ずみ解消に役立つアイテムって何かない?

じゃあおすすめの黒ずみ対策アイテムを教えてあげるから試してみてね