悪魔

妊娠した友達が「急にシミが増えた」って泣いてたよ~

天使

それはきっと肝斑(かんぱん)ね、ホルモンとの関係が指摘されているシミの一種よ

悪魔

えー!日焼けの他にもシミになるなんて怖い!!肝斑、私にもある?

天使

うーん、見たところ今の悪魔ちゃんにはないみたいだけど… 妊娠やストレスで出てくることもあるし、ケア方法や予防についてはしっかり知っておいた方がいいわね

肝斑(かんぱん)は、頬骨付近に左右対称に出現するうっすらとしたシミのこと。大手製薬会社が治療薬を市販するようになり、一気に知名度が上がりました。

いくつかあるシミの一つであり、シミ全般を指し示す専門用語ではありません。時々「肝斑(シミ)」と表記してある商品がありますが、正しくは「肝斑(シミの一種)」と書くべきですね。一般的なシミである老人性色素斑や炎症性色素沈着と混同されやすいのですが、誤った治療でかえって濃くなることもあるという厄介なシミです。

ここでは肝斑の見分け方や対処方法についてご紹介します。

1.シミと肝斑の違いって?肝斑の見分け方

肝斑=シミの専門用語、と間違っている人も多いようですが、肝斑はシミの一種であり他のシミとは区別して考えなくてはいけません。

ある皮膚科医の文章で「CMの影響か肝斑を疑って受診する人が増えたが、実際には老人性色素斑か色素沈着である場合がほとんど」というものがありました。この場合は医師の判断を仰いでいるからいいようなものの、自己診断で肝斑と断定し、間違ったケアをしては大変ですよね。

肝斑は16歳以上、主に30~40代の女性に多く見られる色素沈着のこと。ぼんやりとした地図上のシミが左右対称に表れます。点々ではなく、面で出現するものなのです。頬骨付近や額、口の周りなどにも出来やすく、生理で濃くなるなど症状に変動があるのが特徴です。

肝機能と関係があるわけではなく、肝臓の色に似ているということでその名が付いたそうです。「肝臓って何色?」と思ってしまいますが、ややグレーがかった赤茶色だと考えていいでしょう。境目が分かりにくくボヤっとしたシミなので、肝斑があると顔全体が暗い印象になってしまいます。

以上のような特徴とピッタリ一致すれば肝斑と判断していいでしょう。けれども実際には見極めが難しいもの。わからない場合は医師の診断を仰ぐことをお勧めします。

肝斑と混同されやすいのが、老人性色素斑と炎症性色素沈着。老人性色素斑は紫外線の影響で発生し、輪郭がはっきりした丸く細かい形状をしています。炎症性色素沈着はニキビや傷、摩擦の跡が茶色っぽくなったシミです(詳細は『シミの種類ページ』へ)。

老人性色素斑や炎症性色素沈着も、肝斑同様30歳を過ぎたくらいから目立ちはじめます。多くの場合、どれか一つだけを発症していることはなく、これらのいずれか(もしくは3つ全部)が混在しているようです。

2.肝斑の原因とは

30~40代の女性に多く見られる肝斑は

  • 出産やピルの服用を機に発症する人が多いこと
  • 閉経後には消失する人が多いこと

などから、女性ホルモンとの関係が指摘されています。間違ったスキンケアによる刺激やこすり過ぎなどの影響も考えられており、原因がはっきりと解明されているわけではないのが現状です。

摩擦や刺激の影響を受けやすいことから、ピーリングなどで濃くなってしまうことも。また肝斑以外のシミと誤認し、レーザー治療を施したせいで悪化したという例も報告されています。疲労やストレスでより症状が重くなることも確認されており、女性にとって非常に厄介な存在です。

なお妊娠中にできた肝斑は、出産後半年ぐらいすると消えることが多いようです。産後は慌てて肝斑対策をするのではなく、まずは身体を休めることを優先しながら様子を見た方がいいですね。おおよその目安としては、生理再開後数ヶ月しても改善しない場合、対策を考えはじめるくらいでいいのではないでしょうか。

肝斑は女性ホルモンや摩擦の影響で出来るモヤモヤとした広範囲のシミ。ピーリングやマッサージ、シミ用のレーザー治療などで悪化することもあるので、注意が必要です。

妊娠を機に発症した肝斑は自然治癒することも多いので、紫外線対策をしっかりしつつ様子を見ることをお勧めします。

3.特効薬があるって本当?肝斑を消す方法とは

肝斑にはトラネキサム酸という治療薬があります。原因がはっきりしないのに治療法がある、というのも不思議な話ですね。

トラネキサム酸(トランサミン)は、もとは止血剤。抗炎・抗アレルギー作用もあり、扁桃炎や口内炎などにも処方されています。じんましんの治療薬として処方した際、患者さんの肝斑が改善したため研究が進み、肝斑の薬として使われるようになりました。

トラネキサム酸が肝斑に効くのは、メラニン生成を活性化するプラスミンというホルモンの分泌を抑制するため。また、摩擦などによる刺激による炎症を抑えるためです。女性ホルモンに直接影響するわけではありません。

トラネキサム酸は止血剤ですから、血が固まって起こる血栓のリスクがあります。「気軽に買える市販薬だから」と注意書きを読まずに飲むのは危険なんです。トラネキサム酸を取り入れる際の注意事項をしっかり覚えておきましょう。

使用の際に医師または薬剤師に相談する必要がある人
  • 55歳以上の人
  • 血栓症のある人(もしくはその可能性がある人)
  • ピルやホルモン補充療法など血栓症を起こす恐れがある薬を服用している人
  • 妊娠中・授乳中の人
  • 腎臓病の人
  • 煙草をたくさん吸う人
使用上の注意
2ヶ月間の服用の後、2ヶ月間の休薬期間を設ける
1日750㎎以内の摂取を厳守する

価格は市販薬で1ヶ月分が3,000~4,000円程度、保険適用で処方された場合1ヶ月分1,000~2,000円程度が相場。保険適用されない場合も多いので、病院での処方を希望する際は事前に問い合わせた方がいいでしょう。

トラネキサム酸はビタミンC・Eと同時摂取が有効で、市販薬ではそれらが一緒に配合されていることがほとんどです。病院でもトラネキサム酸と共にシナール(ビタミンC、パテントン酸カルシウム)を処方されることが多いようです。

基本的にトラネキサム酸が効くシミは肝斑だけ。他のシミにはほとんど効果がありません。トラネキサム酸を1ヶ月間飲んでみて全く効果がなければ、肝斑ではない可能性を考えてみる必要があります。

4.トラネキサム酸は、塗ってもいい!

トラネキサム酸は、化粧品として塗布することによっても肝斑に効果があることがわかっています。トラネキサム酸化粧品では「m-トラネキサム酸」の成分名で使用している資生堂が草分け的存在ですが、どれもかなり高価なのが難点。プチプラブランドになると、急に配合量が減って効果が見込めなくなるのも困りますよね。

最近徐々に増えているトラネキサム酸化粧品の中で、特に当サイトがお勧めしたいのが、草花木果の白花八草美白液。

自然派コスメとして人気の草花木果が作る、肝斑に効果的な美白美容液です。トラネキサム酸に加え、8種の和の植物から抽出した白花八草エキスを配合し、透明感の溢れる澄んだ素肌を実現してくれます。無着色・無鉱物油・パラベンフリーの安心感も嬉しいですね。詳細はLPへ→https://www.sokamocka.com/em/pg/prom.php?promid=08474&tpid=61&re_adpcnt=7pv_1FtL&sesid=6Fw3oTMpB2cx

悪魔

生理になると頬のシミが濃くなる気がするけど、これは肝斑じゃないのかな?

天使

生理中は顔色が悪くなるから、そのせいでシミが濃く感じてしまう場合もあるわ 肝斑かどうかの見極めは、実はお医者さんでも難しいの

悪魔

そう考えると肝斑にも他のシミにも効く方法が知りたいな

天使

美白を目指すなら、肝斑も他のシミも全部治したいわよね おススメ商品を紹介するね

5.トラネキサム酸以外で肝斑は治せないの?

体質等の事情でトラネキサム酸が飲めない、もしくはトラネキサム酸で効果が得られない場合もあるでしょう。飲むトラネキサム酸は2ヶ月おきに休薬が必要ですが、「飲むのを辞めた途端に肝斑が復活した」という人も多いようです。

トラネキサム酸ほどはっきりした効果がなくても、内側から肝斑に働きかけることは可能です。特に肝斑以外のシミも混在していたり、くすみなども気になったりするならば、総合的な美白サプリを試してみるのもいいでしょう。

アインズ&トルペロスミンローヤル

美白成分としてよく知られるL-システイン、ビタミンCをしっかり配合した第三医薬品。メラニン生成を抑えてくれることから、肝斑にも効果が期待できます。また、一般的な美白サプリと異なり、女性のホルモンバランスを整えてくれるローヤルゼリーや各種生薬が含まれていることもポイント。肝斑にはホルモンが影響していると考えられますから、これらの成分が肝斑にもよい作用をもたらしてくれるのを期待しましょう。

トラネキサム酸と違い、休薬を設けなくていいのも嬉しいですね。シワにも効く唯一の第三医薬品ですから、美白と共にエイジングケアもしたい人にはピッタリです。

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6.肝斑を治せる化粧品は?

皮膚科や美容系クリニックでの肝斑治療では、内服と共に強い美白剤を使うのが主流です(特殊なレーザー治療を除く)。

よく用いられるのは、ハイドロキノンとトレチノインの組み合わせ。ハイドロキノンは皮膚の漂白剤とも言われる成分で、トレチノインはターンオーバーを強制的に早める役割をします。

医療機関では高濃度のものを短期間で使い、肝斑の治療に当たりますが、非常に強い薬だけに赤剥けやただれなどを起こすことも多いようです。高濃度ハイドロキノン+トレチノインを利用したい時は、必ず医師の指導の元で行うようにしましょう。

病院に行くのには抵抗がある、またはセルフケアで様子を見ながら治したい場合は、安全性の高い市販の化粧品を利用するといいでしょう。ハイドロキノンはメラニンを淡色化する成分なので、肝斑以外のシミにも有効です。

b.glenビーグレン ホワイトケア

ハイドロキノンを独自テクノロジーQuSome(キューソーム)化することで、安定した状態で角層の奥まで届けてくれるビーグレン。ハイドロキノンを包み込んだ状態で肌に取り込めるため刺激が少なく、更に長い間肌の中で留まって効果を持続することができます。

肝斑にもその他のシミにも効いてくれるので、総合的に美白したい人にピッタリの化粧品です。

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7.肝斑とレーザー治療について

「肝斑にレーザー治療は禁物」と長い間言われてきました。実際にレーザーを当てたことにより肝斑が濃くなるという事例が多かったためです。

これはレーザーの刺激が肝斑部分のメラノサイトを活性化させてしまうため。普通のシミならば取れるところが、肝斑だとより濃くなってしまうのです。

現在、こうした問題を起こさずに肝斑を治療できるレーザートーニングという技術が広まってきました。これはQスイッチYAGレーザーやレブライトというレーザー機器を用い、均一なレーザーで肝斑を治療していく方法。メラニンを破壊するという従来のシミ治療のやり方ではなく、ターンオーバーを早めて肝斑部位を排出させていきます。メドライトC6、スペクトラ・ヘリオスなどよく聞く施術も、レーザートーニングの一種です。

レーザーで肝斑を治すという画期的なレーザートーニングですが、1回の施術で治るわけではありません。1週間おきの治療を5回以上というのが一般的な治療サイクル。1回の価格は1~3万円くらいとばらつきがありますが、最低でも10万円くらいの予算を組んだ方がいいでしょう。

QスイッチYAGレーザーは他の治療にも用いられる機器で、非常に多く普及しています。そのためレーザートーニングを行う病院も増えていますが、治療には技術が必要。肝斑が濃くなったり、赤みや白斑が出たりするなどの副作用も報告されていますから、病院選びは慎重に行いましょう。

また、肝斑は再発しやすいことでも知られていますから、レーザートーニングで一度治したとしても、セルフケアは欠かせません。

8.セルフケアが大事!肝斑の予防方法

女性ホルモンや摩擦が原因と考えられながらも、まだまだ未解明の部分が多い肝斑。しかし予防や改善に役立つ方法はある程度わかってきています。

紫外線対策

普段から日焼け止めを塗り、日傘や帽子を利用するなどの紫外線対策は他のシミや日焼け防止にも非常に重要です。肝斑は濃くなると更に治りにくくなると言われていますから、年間を通して紫外線対策を徹底しましょう。

また、美白化粧品は紫外線によるシミ・そばかすを予防してくれますから、肝斑予防のためにも毎日使いたいですね。ただし肝斑は刺激に弱いので、少しでも肌に合わない化粧品は避けた方が無難です。

摩擦を防ぐ

「普段から摩擦なんかしてないよ」と思う人も多いでしょうが、顔の皮膚は非常に薄く、髪の毛が触れる部分がシミになる人もいる程。特に肝斑が気になるならば、ちょっとした摩擦も避けたいですね。

特に意識せずに擦ってしまっている場面としては、クレンジングや洗顔が挙げられます。拭き取りクレンジングでごしごし擦ったり、洗顔ブラシやタオルで洗顔したりすると、皮膚に過度の刺激を与えることになります。温かいお湯でふやけた肌は特にデリケートであることを意識してください。

また、化粧水をつける際にコットンを使う場合は、擦らなくても行き渡るようたっぷりの化粧水でパッティングするようにしましょう。

女性ホルモンを整える

肝斑とホルモンの関係はまだまだ研究段階ですが、女性ホルモンのバランスが取れていることは肌にとって非常に重要です。バランスの取れた食生活や規則正しい生活習慣などで、ホルモンバランスを整えていきましょう。

また、特に美肌作りに関わるホルモンであるエストロゲンを増やすためには、大豆製品に多く含まれるイソフラボンを摂るのがお勧め。納豆や豆腐などは、イソフラボンと共にやはり肌を作るのに欠かせないたんぱく質をたっぷり含んでいますから、意識して食べるといいですね。

肝斑を治す方法まとめ

  • 肝斑は女性ホルモンや摩擦の影響で出る特殊なシミ
  • トラネキサム酸は肝斑に効くけど、使用には注意が必要
  • 美白医薬品やハイドロキノンでも肝斑ケアはできる!
  • レーザー治療は信用できる病院で
  • 紫外線対策&摩擦回避&ホルモンバランス正常化で、肝斑を予防

肝斑はまだまだ未解明な部分が多いシミ。誤ったケアで悪化させてしまう人も多いので、「最も厄介なシミ」とも言われています。

しかし適切な治療やセルフケアで予防や改善ができることもわかっています。肝斑単体で発症する人はほとんどおらず、様々なシミやくすみが混在していることがほとんどなので、総合的な美白ケアで肝斑にも対処することをお勧めします。

悪魔

肝斑がどんなものかわかったから、将来肝斑ができても慌てなくて済みそうだよ

天使

肝斑は妊娠などをきっかけに出来ることが多いから 「今はないから安心」というわけにはいかないものね

悪魔

肝斑はまだだけど、美白ケアはしっかりしなくちゃね!

天使

地道な美白ケアは肝斑予防にもなるし、できた時にも有効だからがんばって続けましょう!