悪魔

赤ら顔って治らないの?ファンデで隠してるけど治したいよ~

天使

これまでは治すのが難しいと言われていたの でも、最近は美容皮膚科の施術でかなり改善できるようになってきたのよ

悪魔

へー!どんな施術があるの?レーザーって怖いイメージがあるんだけど大丈夫?

天使

原因によって合う治療方法が違うから、一緒に見ていきましょう

頬や鼻、顔全体が常に赤くなった状態である、赤ら顔。男女を問わず悩んでいる人が多い肌トラブルですが、セルフケアの効果がほとんどなく、皮膚科での治療も難しいと言われてきました。

でも、最近は肌へのダメージが少ない方法でかなり症状を改善させることができるようなっています。

ここでは赤ら顔とはどんな症状なのか、また赤ら顔の治療方法、赤ら顔と間違えやすい症状について詳しく説明します。

1.赤ら顔とは

赤ら顔は毛細血管拡張症とも呼ばれています。顔の皮膚の真皮には毛細血管がたくさんあります。通常、毛細血管は肌の上からは見えません。しかし、何らかの原因で血液が滞って毛細血管が拡張したり、過剰に新しく作られるようになったりすると顔の肌の赤みが長く続くようになります。

赤ら顔は体質によって起こることが多いのですが、その原因はさまざま。皮膚病の症状のひとつとして現れる場合や内服薬の副作用である場合から寒暖の差が激しい環境や温度差のある環境において症状がでる、人前に出ると赤くなってしまうというものまであります。

2.顔が赤いのはなぜ?赤ら顔の原因①皮膚病によるもの

ニキビやアレルギーが原因の赤ら顔

赤みを伴うニキビやアトピー性皮膚炎や脂漏性皮膚炎など、炎症やかゆみ、肌荒れが起こる皮膚病によって炎症が繰り返されると、真皮の炎症がおさまらずに長引いてしまいます。特に赤みや膿のあるニキビを繰り返すと、毛細血管が過剰に新しく作られたりして、顔に赤みが残ってしまうことも。

この場合、まずは皮膚病の治療を行う必要があります。いずれも適切な治療を受けないでいると、症状が長引いたり、再発しやすくなったりします。ニキビ、アトピー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎ともに自然に治ることは少ない症状。赤ら顔を長引かせないためにも、1日も早く皮膚科の治療を受けるようにしてください。

ステロイドの間違った使用や長期連用

皮膚病などの治療のためにステロイドを長期間、内服したり外用を続けると赤ら顔になりやすくなります。間違った方法で外用するのも肌の赤みを悪化させる原因となります。

肌の乾燥

肌の乾燥が長引くと、表面の角層がはがれてすき間ができます。すると肌のバリア機能が低下し、ちょっとした刺激でかぶれや炎症が起こり、肌に赤みが出やすくなることに。炎症が起こると肌はさらに乾燥していくという悪循環に陥ってしまいます。

酒さ

30~60代の人に多い炎症を伴う進行性の慢性皮膚疾患が酒さ(しゅさ)です。お酒を飲んだときのように肌が赤くなるのが特徴。毛細血管の拡張だけではなく、小さな吹き出物ができて顔が赤く見えることもあります。酒さは悩んでいる患者さんが非常に多い皮膚病です。

原因は日焼けや過度の飲酒、ステロイドの誤った外用、ストレス、刺激の強い食べ物、毛包虫などいろいろあります。鼻から頬にかけてできやすく、完治が難しい皮膚病でもあります。酒さも専門の皮膚科医の診察を受けて、症状を軽くすることや症状が出ない状態をキープする治療を始める必要があります。

日焼けやアレルギー、発疹と混同されやすく、治療が必要な状態であることに気がつかない患者さんも多い症状です。悪化させる原因を見きわめるため、食べたものやストレス、カフェインやアルコールの摂取など日々の行動を記録しながら、治療をしていきます。

悪魔

皮膚病といってもいろいろだね どんな皮膚病でも症状を長引かせないことが肝心っぽいね

天使

そうなの「ニキビや顔の赤み程度で皮膚科なんて…」と油断しないことが大切ね 皮膚病が悪化すれば、赤ら顔も進行してしまうから……

3.顔が赤いのはなぜ?赤ら顔の原因②肌が薄いことで起こるもの

寒い場所から温かい場所に移動したとたん、急に顔が真っ赤になったことはありませんか?これは血管の拡張と伸縮の差が激しくなることでうっ血が起こる顔が赤くなるもの。寒い地域の小さなお子さんなどにも多い症状です。

このような寒暖差があっても肌色に変化する人としない人がいますが、これは皮膚の薄さによって起こるもの。肌表面の角層部分が薄いと真皮にある毛細血管が透けて見えやすくなるのです。

小鼻の周りや頬は毛細血管が集中しているため、皮膚が薄い人は少しの血管拡張で顔に赤みが出てしまいます。生まれつき肌が薄い人もいますが、過剰なお手入れで繰り返し摩擦を与えたり、ピーリングやマッサージのしすぎで後天的に肌が薄くなることもあります。

医師の診察を受けて、皮膚が薄いと言われたら治療をしながら、肌をこすらない、刺激の強いピーリングやマッサージは控えるなど、肌を薄くする行為を避けることも必要でしょう。

4.赤ら顔を治す方法

赤ら顔の治療は原因や症状の程度によっていろいろあります。通常の皮膚科で行われている治療と美容皮膚科での治療をいくつか紹介します。

皮膚科での赤ら顔の治療

血管収縮効果のあるネームと呼ばれるアルギニンの類似物質を使用したクリームや皮脂を減らすアルドステロン拮抗剤と呼ばれる外用剤を使用する方法や桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)、温経湯(うんけいとう)などの漢方薬を使用する方法などがあります。

毛細血管拡張症と診断されれば、保険適用で治療を受けることもできるので、専門的な赤ら顔の治療を行っている皮膚科を探してみてください。

美容皮膚科での赤ら顔治療

保険適用の治療ではなかなか改善しない赤ら顔でも、美容皮膚科での各種施術で改善することもあります。ただし、効果がない場合や費用が高額なものもありますので、どの治療をうけるか慎重に選ぶ必要があります。

赤ら顔の治療に使用されるのはVビームレーザーやヤグレーザーなどのレーザー治療の他、IPL(光治療)やRF(高周波エネルギー)を使用したオーロラなどがあります。レーザーは施術後、一時的に赤みが増したり、紫斑(あざのようなもの)になるというダウンタイムがありますので、注意してください。

ダウンタイムのない治療を希望する場合はイオン導入やエレクトロポーションなどがあります。繰り返して施術を受けているうちに赤ら顔が改善することもあるようです。

スキンケアでの注意点

赤ら顔は皮膚が薄くなることで悪化してしまいます。ピーリングやピーリング作用のある洗顔料、肌をこするケアは厳禁。コットンを使ったパッティングも避けるようにしてください。

皮膚の厚みを取り戻すには、過剰なケアはやめて、なるべく肌に触れないようにすることも大切です。オールインワンタイプの化粧品なら、肌に触れる回数が最小限ですみます。

赤ら顔は化粧品を使って改善することは難しい症状です

慢性化しやすい症状なので、早めに皮膚科の診察を受けることが大切

その際は、赤ら顔の治療に理解のある皮膚科を探してから受診してくださいね

悪魔

そもそも私のこれは赤ら顔なのかな??

天使

じゃあ、赤ら顔を混同しやすい肌トラブルについて考えてみましょう!

5.赤ら顔と間違えやすい肌トラブル・くすみ

赤みのある湿疹や炎症を伴うかぶれ、にきびなどが治った後、肌に色素沈着が残ってしまうことがあります。このような炎症後色素沈着は肌のターンオーバーが正常に機能していれば、徐々に薄くなっていきます。

炎症を伴う肌トラブルはまず皮膚科で治療をする必要がありますが、その後の色素沈着なら美白化粧品などを使ってケアすることで、スピーディーに元の肌に戻すことができます。刺激の少ない美白成分を選んでケアしてみましょう。

APPS(浸透型ビタミンC誘導体)は炎症後色素沈着のケアに最適。毛穴を引き締める作用もあるので、ニキビや脂漏性皮膚炎の再発を予防する効果も期待できます。

炎症後色素沈着が起きている段階で日に当たると跡に残ってしまうことがあるので注意しましょう。ニキビやかぶれなどが治ったあとは特に慎重に紫外線対策をするようにしてくださいね。

6.赤ら顔と間違えやすい肌トラブル・日焼けの可能性

顔全体が赤くなるトラブルの代表が日焼けです。ヒリヒリするような赤みのある炎症をともなう日焼けは紫外線V-Bによるサンバーン(軽度のやけど)状態であると考えられます。赤みがあるうちは、とにかく肌を冷やすようにしましょう。

炎症がおさまったら、刺激の少ない美白化粧品でケアします。肌が乾燥している状態なので、保湿をしっかりと行うことも忘れずに。この段階でしっかり美白ケアを行えば、肌の内部で作られたメラニン色素が表皮にシミとなって現れる前に分解されるか、古い角質と一緒にはがれ落ちるため、シミやくすみを起こさずに済みます。

炎症がおさまらないうちにまた、紫外線に当たると肌のダメージは深刻化してしまいます。肌に合った日焼け止めを塗ったり、日傘や帽子、洋服などで紫外線を遮り、新たに日焼けをしないように心がけましょう。

悪魔

炎症が起きたあとのケアって大事なんだね

天使

そう!赤ら顔とは違うけど、炎症を長引かせない、繰り返さないことが美白をキープするための鉄則だと言えるわね

赤ら顔とは?まとめ

  • 赤ら顔は毛細血管の拡張や新生が原因
  • 炎症を伴う皮膚病を繰り返したり、慢性化すると赤ら顔になりやすい
  • 肌が薄い人は寒暖差による赤ら顔になりやすい
  • 赤ら顔のセルフケアは困難
  • まずは赤ら顔治療に力を入れている皮膚科で診察を

赤ら顔は男女問わず悩んでいる方が多いトラブル。化粧品やセルフケアで改善することは難しいため、まずは皮膚科の診察を受けましょう。よりきれいな肌を目指す方は美容皮膚科での施術を検討してみてもいいでしょう。

悪魔

炎症を伴うような深刻な肌トラブルはまず皮膚科で診てもらうのがいいのね!

天使

そうね、炎症がおさまったら美白化粧品の出番よ

悪魔

炎症後色素沈着も美白美容液でケア…覚えておかなくちゃ

天使

日焼け防止も忘れずにね!